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DXとは?推進・実現に向け取り組むべき3つの課題

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近年は各業界で深刻な人材不足が続いており、創業100年を超える大企業であっても支社・支店の維持が難しい状況に陥ることがあります。来店数や売上に問題がなくとも、人員を確保できないことによる営業縮小の危機にさらされることは、珍しいことではありません。

このような人材不足が引き起こす困難を避けるためには、待遇改善など従来と同様の対策のみでは不十分です。人材育成なども含め、DX(デジタルトランスフォーメーション)を視野に入れた対策を行わなければなりません。

そこで今回は、DXとはどのようなものか、実際の導入事例を挙げながら紹介します。

1.DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、2004年にスウェーデンの大学教授が提唱した「進化を続けるデジタルテクノロジーが、人々の生活に影響を与え、日々の生活を豊かにしていく」という概念です。
ビジネスシーンにおいてもDXの重要性が注目されており、行政による推進事業も存在します。事業の中心となっている経済産業省が公表した推進指標を引用すると、DXの定義づけは以下のとおりです。

<「DX推進指標」における「DX」の定義>

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
(引用:経済産業省「DX推進指標」とそのガイダンス)https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf

具体的にはデジタル技術を活用し、ビジネスモデルや手法を改革することで、新規事業などの創出へつなげることを指します。

dxのイメージ

また、DXの過程を解説するうえでは、「デジタイゼーション」と「デジタライゼーション」の存在が非常に重要です。

1-1.デジタイゼーション・デジタライゼーションの違い

「デジタイゼーション」と「デジタライゼーション」はDXと混同されやすい単語ですが、厳密には異なります。たとえばデジタル化する範囲に大きな違いがあり、それぞれ以下のとおりです。

  • デジタイゼーション…一部のみデジタル化
  • デジタライゼーション…全体的なデジタル化

デジタイゼーションは、作業効率アップなどを目的に一部の工程をデジタル化することです。たとえばフィルムカメラをデジカメに変更したり、CDや書籍をストリーミングや電子書籍で利用したり、ツールの電子化がデジタイゼーションにあたります。

そして、デジタイゼーションによって新たな仕組みやサービスが生まれることを、デジタライゼーションと呼びます。カメラで撮影した写真がデータ化されることにより、電子メールで手軽に送受信ができるようになる仕組みのことです。

CDや書籍もデータ化した結果、店舗を訪れる必要なくいつでも好きなタイミングで音楽などを楽しめるようになりました。
その結果、写真の共有を楽しむSNSや音楽のサブスクリプションサービスなど新たなサービスが誕生し、現在では多くの起業がDXを実現させていることがわかります。

1-2.DXの導入事例

大手銀行や通販サイトなど、さまざまな業界でDXが導入されています。
たとえば、以下のような3つの成功事例は業種問わず活用できるものです。

業種 具体的な事例
銀行 お客様の声をテキスト含意認識技術で自動分析
百貨店 ITによるECサイト上のスタイリングサービスを実現
飲料メーカー スマート自動販売機化とアプリでポイントシステム導入

お客様の声を分析するために、従来の方法ではデータをまとめるために多くの人件費が必要でした。とある大手銀行では、テキスト含意認識技術を導入し、自動でデータ化と分析を行えるようにしたため、大幅な人件費の削減を実現しました。

百貨店や飲料メーカーでは、デジタル化によって実店舗で受けられるサービスと同様のものを、オンライン上や自販機で体験することが可能です。

2.DXの推進・実現に向けて企業が取り組むべき3つの課題

dxの推進に悩む女性

2016年と2017年に某2社が行った調査によると、DXの必要性を感じている企業の数は増加傾向にあります。しかし一方で、多くのビジネスマンが具体的にどのような取り組みを行うべきか分からず、ただ傍観してしまっている状況です。

デジタル化を進めている企業においても、従来の業務の効率化が中心となっており、新たなサービスやビジネスモデルの創出には至っていません。

この項目では、DXの推進や実現のために、多くの企業が抱えている難点や取り組むべき課題についてご紹介します。

2-1.具体的な施策を明確にしたうえでの経営戦略

革新的なDXを実現するために必要なものは、経営者や幹部による具体的な施策や経営戦略の提示です。明確な目標のないままDXを推進しようとしても、実現できるものは既存業務のデジタル化程度に過ぎません。

いわゆるデジタイゼーション(一部のデジタル化)留まりとなってしまい、DXとは程遠い結果に終わります。例えば、AIを導入して「何かをしよう」と漠然としたイメージを持つのではなく、明確にAIの導入によって実現したい「目標」を定めることが必要です。

どのような結果を求めるのか、まずは具体的な施策に基づいた経営戦略を練りましょう。

2-2.共通理解を持ち一貫性のあるシステム構築

DXの推進を滞らせる原因のひとつが、長年運用された社内システムの複雑さです。

多くの人員がITシステム構築や改修を手掛けることで、複雑で一貫性のないものになっている場合は少なくありません。技術的な老朽化やシステム全体の肥大化などが影響し、多くの企業でデータの活用が難しい状況に陥っています。

内部構造もしくは動作原理が分からない、というブラックボックス化したシステムは、操作性が悪く不具合の原因や致命傷になりかねない部分です。そのため、無理に継続して使用せず、場合によってはシステム自体の見直しから始めなければならない可能性もあります。

開発担当者全員が共通理解を持ち、一貫性のあるシステム構築を行えるよう連携して開発業務にあたらなければなりません。

2-3.IT人材の確保・育成

多くの日本企業が、システム開発の大半で外部のIT企業に依存している現状です。内製化が進んでおらず、DXの実現に必要となるIT人材が不足しています。

新しいアイデアを思いついても、他社にシステム開発を任せている状態では即座に反映させることはできません。DXの推進とともに新しいサービスの市場投入を早めるためにも、IT人材の確保は重要です。

同時に、育成や適切なマネジメントも意識する必要があります。
仮に人員をある程度確保しているとしても、システム運用ルールを熟知しているスタッフが少なければ、DX推進や実現は難しいでしょう。
中心的人物が退職したと同時に、新たなシステムの開発や既存システムの改修が滞るためです。

このような事態を避けるために、自社でIT人材を確保することに加え、予算を割いて育成することが大きな課題です。

 

3.DX推進における課題の中でも、優先的に取り組むべきは「人材の育成」

先に挙げた3つの課題の中でも、DXの実現のために優先的に取り組みたいのが「人材の育成」です。

少子高齢化を受けて国内の生産年齢人口は減少を続けており、今後、企業における人手不足はさらに深刻化すると考えられています。このように需要が高まることで、企業にとって即戦力となりうる人材を採用することはますます難しくなるでしょう。そのため最近では、人材の採用と合わせて、育成にも積極的な企業が少なくありません。

一方で、そうした企業の取り組みを見ると、育成そのものにも多くの課題があることがわかります。厚生労働省の資料(※)でも、「人材育成上の課題」として「業務が多忙で、育成の時間的余裕がない」とい回答する企業が多いことが示されています。

このような状況で人材育成を成功させるためには、育成のプロセスやオペレーションを効率化することが欠かせません。

3-1.オペレーション効率化で人材育成に貢献する「Dojoナビ」

こうした人材育成の課題を解消するソリューションとして、テンダでは「Dojoナビ(ドージョーナビ)」をご提供しています。

「Dojoナビ」はWebシステムの画⾯上に直接操作ガイドを表⽰できるシステム操作ナビゲーションツールです。システム上で必要な操作をリアルタイムにナビゲートできるため、従来、人材育成において欠かせなかったマニュアルの作成や研修会の実施といったプロセスを省略できます。

Dojoナビの利用イメージ

このように育成にまつわるオペレーションを効率化することで、スピーディな人材育成が可能になります。「Dojo Sero」の機能について詳しく知りたい方は、下記よりご確認ください。

システム操作ナビゲーション「Dojoナビ」について詳しく見る

また、本記事をお読みいただき「Dojoナビ」を試してみたいと感じた方は、トライアルもできるので、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

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