インターネットの高速化やスマートフォンの普及などにより、近年、サービス紹介や商品説明を動画広告として公開することが増加しています。サービス紹介動画や商品説明動画はテキストや写真だけの広告よりも情報量が多く、ユーザーや商談相手に対して強く印象づけることができます。
本記事では、サービス紹介動画や商品説明動画の例を解説しながら、動画広告作成におすすめしたいソフトをご紹介します。「動画を作りたいけれども、予算も人材もスキルも不足している」という場合は、参考にしてみてください。
INDEX
1.動画を活用したサービス紹介や商品紹介が増加している
自社のサービスや商品を紹介する広告をインターネット上の動画広告で行うことが増えています。動画広告に特化した研究機関であるオンラインビデオ総研が株式会社デジタルインファクトと共同で調査した国内動画広告の市場動向によると、動画広告市場は2019年で2,592億円となっていますが、2020年には3,289億円、2023年には5,065億円にも上ると予測されています。
参考:サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施
1-1.動画でサービス紹介や商品説明をするメリット
サービスや商品を動画で紹介したり説明したりすることにより大きなメリットが生じます。
具体的なメリットについて、以下に解説します。
ユーザーに強い印象を与えられる
人は静止画やテキストよりも、動画のほうが強く印象付けることができ、記憶に残りやすくなります。また、動画であれば音声による説明やBGMが入れられるので、視覚だけでなく聴覚にも印象を与えられるようになりますし、単純な説明だけでなく、サービス、製品のブランディングにも効果を発揮します。
2次利用ができる
動画として制作したサービス紹介や商品説明は、自社のコーポレートサイトに掲載するだけではありません。同じ動画をYouTubeやSNSなどで公開できるだけでなく、展示会や商談会、店頭などでも放映するといった2次利用しての公開も追加コストをかけずに行えます。ただし、動画の著作権が自社にある場合に限りますので、展開可能な場所については別途確認すると良いでしょう。
サービスや商品への理解度を深められる
サービスや商品を購入する前に動画による紹介や説明を見てもらうことで、そのサービス・商品の理解度を深めることができます。その結果、購入前の期待度とのズレを少なくすることができます。特に細かい説明に入る前などの概要を把握してもらう段階で役に立ちます。
2.BtoB向けサービス紹介・商品説明動画
サービス紹介動画や商品説明動画はYouTubeで公開されることが多くなっています。YouTubeでは埋め込みたい動画のURLをすぐに取得できるだけでなく、そのURLを使って自社コーポレートサイトやSNSサイトなどに動画を埋め込むことができます。
以下にBtoB向けのサービス紹介・商品説明動画の一例を紹介します。
大臣フィンテックサービス|紹介動画(経理業務効率化)
https://www.youtube.com/watch?v=4ySYI5qNt8M
財務会計ソフト・会計システムの「大蔵大臣」シリーズの応研株式会社が提供する、AIが仕訳を作成する「大臣フィンテックサービス」のサービス紹介動画です。パワーポイントのスライド動画のようですが、アニメーションも交え経理業務の効率化を説明しています。
マーケティングオートメーション「BowNow(バウナウ)」
無料から使うことができるマーケティングオートメーションツール「BowNow(バウナウ)」のサービス紹介動画です。数あるマーケティングオートメーションツールは「多機能で高すぎる」という声から開発された「シンプル操作で低価格」の「BowNow(バウナウ)」の使い勝手がアニメーションを使って説明されています。
カスタマーサポート特化型AIチャットボット「KARAKURI」サービス紹介動画
正答率95%を保証する総合AIチャットボットのサービス紹介動画です。業界初の正答率95%を実現したAIチャットボットのメリットが、シンプルなアニメーションにより説明されています。
給与即日払いサービス「Payme」サービス紹介動画
給与即日払いサービス「Payme」を企業の福利厚生として導入しませんかと説くサービス紹介動画です。「Payme」を企業が導入することによる3つのメリットをアニメーションで説明しています。
カオナビ商品ガイド(クラウド人材管理ツール)
https://www.youtube.com/watch?v=7rVPuEfFzfY&feature=emb_logo
顔写真と人事評価、職務経歴などの人材情報を一緒に管理できるクラウド人材管理ツール「カオナビ」のサービス紹介動画です。前半では、「カオナビ」導入のメリットをアニメーションで説明しています。また後半では、「カオナビ」を導入した企業4社の導入事例が紹介されています。
3.BtoC向けサービス紹介・商品説明動画
ここからはBtoC向けのサービス紹介・商品説明動画の一例を紹介します。
【OYO LIFE(オヨライフ)】サービス紹介ムービー
https://www.youtube.com/watch?v=xhCAIZvKJA0
部屋探しから契約、支払いまでオンラインで完結するという、これまでになかった賃貸サービスです。このサービスを紹介するために、1人の女性が実際にサービスを利用して実際に住み始めるまでを動画で説明しています。
3分でわかる「リノベる。」サービス説明動画
中古マンションを新築マンションのようにリノベーションするという「リノベる。」のサービス紹介動画です。カップルがショールームを見学してローンを組んで中古マンションを購入。自分たちが思い描いたリノベーションをするといった流れを見せる紹介動画になっており、具体的なストーリーとして描かれています。
Anyca | サービス紹介動画 For Owner(個人間カーシェアサービス)
個人間でマイカーをシェアする新しいカーシェアリングサービスの紹介動画です。アニメーションを使って、マイカーの駐車場維持費負担を軽減するためのカーシェアリングを提案しています。動画の後半では、個人間カーシェアリングの不安に対する安心・安全を訴えています。
【楽天GORA】 1人予約 サービス紹介動画[公式]
日本最大級のゴルフ場予約サービスを紹介する動画です。Webサイトではゴルフ場検索やコース案内、レッスン情報、ショートコース予約、コンペ予約などの多彩なサービスは提供しています。このサービス紹介動画では、「ゴルフを1人予約できる」というサービスに絞り、劇画調のアニメーションを使って分かりやすく使い方を説明しています。
4.サービス紹介動画や商品説明動画を簡単に作成するには
企業でサービス紹介動画や商品説明動画を作成する場合、莫大な予算をかけられるわけではありません。Windows10の標準機能やフリーソフトなどを利用して予算をかけずに動画編集することもできますが、それでは作成者のスキルに依存しますし、品質面が心配です。
とはいえ「動画編集のプロ」に外注するとなると、当然作成の度に予算も必要になります。かといって動画編集ソフトを購入したとしても、社内に動画編集できる人材がいるわけではありません。
4-1.マニュアル作成ソフト「Dojo」を活用した簡単動画作成
そこでおすすめしたいのが、「Dojo(ドージョー)」です。「Dojo」は既に累計2,600社以上の導入されているソフトです。グラフィカルな素材やテンプレートを組み合わせて、デザイン性も豊かな「動くマニュアル」を自動作成できる「Dojo」の機能は、サービス紹介動画や商品説明動画の作成にも役立てることができます。
PCのソフトウェアやアプリケーションなどITサービス系のサービス紹介動画であれば、特に「Dojo」のメリットが発揮されます。まず動画の素材となる操作画面の録画をすることが必要になるかと思いますが、「Dojo」の場合、いつも通りにアプリケーション操作をするだけで、操作画面が動画として自動的に保存されます。サービス紹介動画のベースが自動で取得できるわけです。
また、パワーポイントファイルの取り込みや手持ち動画ファイルを挿入することで、1つの動画コンテンツとして作成もできます。さらに「Dojo」には自動音声合成機能がオプションとして用意されているため、テキストを入力して音声変換ボタンをクリックするだけで、動画コンテンツにナレーション音声を挿入できるようになります。
この機能は世界16カ国26種類以上の言語の音声に対応しているため、自社のサービス紹介動画や商品説明動画をすぐにグローバル対応させることも可能です。
もちろんDojoを導入する際に一定のコストはかかりますが、今後複数の動画を作成していくことを考えると、活用シーンも広いため、コスパが良い手段ではないでしょうか。
5.まとめ
現在YouTubeを中心に数多く公開されているサービス紹介動画や商品説明動画は、自社のサービスや商品の認知度を高めるのに役立ちます。そして5Gの普及などもあり、動画市場は今後も伸びていく見込になっています。動画コンテンツは、専用の動画編集ソフトの用意や「動画編集のプロ」への外注をせずとも、「Dojo」のようなツールを活用することで個人のスキルに依存することなく、簡単に作成することができます。
詳しい説明は以下リンクよりご参照ください。
マニュアル作成ソフトDojoとは
/dojo/