社員研修は研修を受ける当人のスキルアップを通じて、会社全体の成長を促すことができます。また、会社の理念や方向性を社員全員で共有するためにも有効です。その一方で、準備のための時間や費用がかかるといったデメリットも存在します。デメリットを打ち消しつつ効果的な研修を行うためにはどうすればいいのでしょうか。
会社にとって社員研修は何かとお金がかかるものです
効果的な社員研修を行うためには、入念な準備が必要です。しかし、通常の業務を行いながら研修のための準備をするのは簡単なことではありません。研修資材の用意や場所の確保、各部署との連絡調整など一度の研修を実施するためには何週間も前から準備をする必要があります。
コストは時間だけではありません。費用の面から見ても多大なコストがかかるものです。研修会場が社内で確保できればいいですが、そうでなければ場所の確保に費用がかかります。また、参加する社員の時間調整も必要です。場合によっては残業代を支給する必要もでてくるでしょう。研修資料を作成するために社員が要する時間も、給与を考えると馬鹿にできない費用です。
場所や残業代の支給などの費用コストは、参加者の数に比例して増加します。しかし、たくさんの費用をかけたからといって必ずしもその研修が成果をあげるとは限りません。同じ研修を聞いていても社員によって習得度は異なるのが通常です。研修はやって終わりではなく、成果として現れてはじめて研修を行った意味が出てきます。研修を成果に結びつけるためには、研修後のフォローアップが必須です。しかし、現実にはそこまでのフォローアップ体制を取れていない企業が多いのではないでしょうか。社員研修を行ってもかかるコストの割に成果が上がらず、いつのまにか実施されなくなったという例はよくある話かもしれません。
ペーパーレスで研修資料の作成や更新の手間が省ける!
社員研修の費用対効果をあげるためには、費用の削減と効果的な研修実施の両面から考える必要があります。2つの問題を解決するための有効な手段として、研修資料を紙からデジタル媒体に変更する方法があげられます。ペーパーレス化することで得られるメリットは、単に使用する紙の量が減るだけではありません。研修資料をデジタルコンテンツ化することで、動画資料を作成することが容易になります。また、言葉や表だけでは分かりにくかった内容も実際にその場面や操作を見て学ぶことで、直感的に理解することが可能です。
紙媒体の資料の多くは一度研修で使用した後に読み返されることは少ないものです。デジタルコンテンツとしてデバイスに収めておけば、わからない箇所が出てきたときにすぐに参照できるようになります。研修資料をペーパーレスにすることで、それぞれの社員がわからない箇所に出くわしたときに適宜参照できるマニュアルとして活用することが可能です。つまり、研修資料を作ればその後のフォローアップ体制も整えられるということになります。
Dojoは研修資料作成者の強い味方!
これまでの費用がかかる割に効果の薄い研修を変えたいと思うのであれば、Dojo(ドージョー)を導入してみてはどうでしょうか。Dojoにはマニュアルの自動作成機能があります。対象となるソフトを操作するだけで、操作内容やキャプチャを自動で取得・編集してくれます。取得した素材を使って自在にアレンジすることも可能ですから、研修資料を作る時間を大幅に短縮することができるのです。出力方式はWordやExcel、PowerPoint といった様式だけでなくFlash やMP4などにも対応しています。従来のような紙媒体として配布することも、デジタルコンテンツとして配布することも可能です。また、Dojoには研修後の優れたフォローアップ機能があります。テスト機能を搭載しており、eラーニングコンテンツとして利用することができますから、いつでも・どこでも・繰り返しの学習が可能です。Dojoを導入することで、これまで多大な時間や費用がかかっていた研修をよりスマートなものにすることができます。実際にDojoを導入した企業では、研修コストを1800万円削減したという結果も出ています。
是非検討してみてはいかがでしょうか。