「コンビニエンスストアの業務マニュアルをすべて動画にして、 ルールの統一化と新人研修に役立てていく予定です」

コンビニエンスストア事業を展開する株式会社ヒューマン・ネットワーク様に、Dojoウェブマニュアルを導入した背景と今後の期待などを伺いました。

導入前の課題

店舗ごとにルールが存在する

 20年以上に渡り、宮城県仙台市にて業務系システムやダム関連システムの開発を主軸とした事業を展開してきた株式会社ヒューマン・ネットワーク。現在もソフトウェアの力で新しい価値を生み出し続けています。近年、同社が注力しているのがコンビニエンスストア事業。地域に密着した事業がしたいという想いで、2015年からファミリーマート経営をスタートし、現在は宮城県内に11店舗を展開するまで成長しています。
 その同社はコンビニエンスストア事業を展開するうえで、ルールを統一できていないという課題を抱えていました。「新店舗は、主に前オーナーからの引き継ぎがメインであるため、スタッフもそのまま当社が引き継ぎます。その際、本部からのルールを基本にしつつも、宅配便の受付作業やコーヒーメーカーの清掃方法、商品発注など、当社と前オーナーとでは異なるルールが多数あるため、スタッフに当社のルールを覚えてもらうのは困難をともないます。もちろん、業務マニュアルを用意していますが、文字ではすぐに伝わりません。前オーナー体制のルールのまま運営している店舗もあり、店舗ごとにルールが存在している状況でした。」(小野寺様)

導入理由と今後の展開

外国人労働者の雇用をスムーズに

 今後、店舗を拡大していくためには、ルールの統一化が必要だと感じていたとき、システム開発部門で付き合いがあったテンダからDojoウェブマニュアルを紹介されたと語る小野寺様。「Dojoウェブマニュアルは直感的に理解でき、操作も分かりやすいため、ITリテラシーに関係なく誰でも4コマ漫画をつくる感覚で動画マニュアルを作成できます。しかも、動画ですから、新人スタッフでもすぐに覚えられると思いました。」(小野寺様)

同社は2022年12月にDojoウェブマニュアルを導入し、2023年1月から限定の店舗で試験的に活用をスタートしています。「将来的には、すべての業務マニュアルをDojoウェブマニュアルの動画に集約する予定で、新人研修にも活用するつもりです。また、近年はアルバイトの雇用が難しく、外国人労働者に頼らざるを得ませんが、Dojoウェブマニュアルがあれば言葉の壁をクリアできるのではないかと考えています。」と、小野寺様はDojoウェブマニュアルへの期待を語ってくれました。

宅配便の受付作業の手順も動画なら簡単に覚えることができる