社内研修は非常に手間のかかるものです。手間がかかる反面その効果は分かりにくいため、研修の有効性を疑問視する人もいるかもしれません。どうすれば社内研修を手軽でかつ有意義なものに変えることができるのでしょうか。
研修は講師も受講者も大変!
社内研修に伴う苦労は、講師にも参加者にも存在します。講師の場合、研修となると準備に追われることとなります。外部から講師を呼ぶ場合を除けば、社員自身が講師となるのが普通です。当然その社員は普段別の業務に従事しているはずです。日常の業務をこなしながら研修のために資料を作成するのは、大きな負担となります。業務時間内は通常業務を行い、残業をして研修の準備をすることも多いでしょう。
準備には会場の確保や各部署との連絡調整なども含まれます。社内で会場が確保できるのであれば労力は少なくて済みます。しかし、それが不可能な場合、外部に研修会場を確保しなければなりません。参加人数や予算、それに交通の便なども考えた上で適切な会場を選ぶことは慣れていないと面倒なものです。社内の各部署との連絡調整も欠かせません。部署によって空いている時間も勤務場所も違うことがありますから、それらも加味して適切な時間と場所を決めることになります。
また、受講者も研修に負担を感じています。研修に参加するためには仕事の調整をしなければなりません。研修時間が就業中であれば、参加するための時間を捻出する必要がでてきます。時間外で参加することもあるでしょう。講習後には研修レポートの提出を求められ、自身の理解度が試されます。
このように、社内研修には多くの苦労が存在しています。この苦労が十分に報われるのであれば、お互いにとって充実した研修となるはずです。しかし、そうならない場合、やらされている意識が強い研修になりがちで、かけた労力や費用の割に効果の薄いものとなってしまいます。
研修をeラーニングで行うメリットとは
社内研修がかかえるこうした問題を解決するための手段として、eラーニングがあります。パソコンやタブレットなどの情報端末を利用して行うeラーニングのメリットは数多く挙げられます。時間や場所を選ばないことがそのひとつです。従来の研修であれば同じ時間、同じ場所に受講者を集める必要がありました。しかし、eラーニングの場合、情報端末さえあればどこでも学習することが可能です。そのため、家でも出先でもどこでも研修を受けられるというメリットが生まれます。
次に、その人のレベルに合わせた研修ができる点です。大多数を相手にする研修では各個人の理解度に合わせた研修を実施することができず、フォローアップが不可欠でした。しかし、eラーニングであれば、各自が自分のレベルに合わせて進めることができます。また、適宜テストを行うことで、実際にどれくらい理解しているかが一目瞭然となる点も大きなメリットでしょう。これによって、これまで分かりにくかった研修の成果を数字として理解することができるようになります。
最後に、研修資材の多様性が挙げられます。eラーニングを使えばテキストだけでなく映像や音、それに実際の操作画面に合わせたチュートリアルなども教材として使用することが可能です。文章や写真だけでは伝えにくい手順も、eラーニングであれば容易に伝えることができます。
Dojoでwin-winな研修スタイルに!
社内研修をeラーニングで行うのに、「Dojo(ドージョー)」は最適なソフトといえます。Dojoの自動マニュアル作成機能を使えば、手間をかけずに簡単に研修資料が作れます。研修対象となるソフトを実際に操作するだけで操作内容やキャプチャを自動で取得し編集してくれるので、使い方で悩むこともありません。取得した素材を使えば、簡単にeラーニングの環境を整えることが可能です。すでに累計2,400社以上がDojoを導入しており、お客様満足度92%という高い満足度を誇っています。
さらに、Dojoとの連携が可能な学習管理システム「GAKTEん(ガクテン)」を導入することで、より効果的な学習環境が生まれます。受講者は暇なときを見つけて学習できますし、管理者は受講履歴や進捗具合を逐一チェックすることが可能です。実際に導入したDojoとGAKTEんを用いたeラーニングによる研修は、社内研修のあり方を大きく変えることでしょう。